「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」はTSMC 4nmで製造されるとの情報 〜 70%以上の歩留まりを達成し品質も向上、生産量も向上

錦です。

Sam（@Shadow_Leak）氏が、Snapdragon 8 Gen 1 Plusについてツイートしています。

Qualcomm’s 4nm Snapdragon 8 Gen1 Plus cast by TSMC
• Code Name: [sm8475]
The current yield rate is more than 70%, which is much higher than Samsung's 4nm.#TSMC #Qualcomm #Snapdragon #Snapdragon8Gen1Plus

— Sam (@Shadow_Leak) February 17, 2022

Snapdragon 8 Gen 1 Plus

「Snapdragon 8 Gen 1 Plus」は「Snapdragon 8 Gen 1」のマイナーアップデートとなるチップでSnapdragon 888+の後継となるSoCです。コードネーム（Part Number）はsm8475

ツイートによると、現時点でTSMCでの製造で歩留まり率を70％以上になっているとしており、Samsung 4nmよりはるかに高い数値となっているそう。

TSMC 4nm

TSMC 4nmは、現在MediaTekがDemensity 9000で利用していますが、それ以外に使われているという情報はありません。ただ、Appleが次期SoCラインナップApple A16やApple M2で4nmへ移行することがほぼ確定しているので、4nmの製造容量の多くはAppleがすでに抑えている可能性が高いです。

Samsungに比べてTSMCのほうが歩留まりがいいとなると、生産量も向上し、Samsung製のSnapdragonで発生しているサーマルスロットリングの問題も解決する可能性が高いです。

登場時期

登場時期は今年第2四半期。SDM 888+が6月28日の発表なのでそのあたりでの登場になりそうです。

関連リンク

• ツイート via Wccftech