錦です。
Server The HomeのフォーラムにZen 4ベースの次期EPYC「Genoa」の写真が投稿されています。
Socket SP5 (LGA6096)https://t.co/UCrcpjFV84 pic.twitter.com/7SS5bVn3JZ
— HXL (@9550pro) April 7, 2022
やっぱりでけえ
Genoaでは、コア数が最大96コア192スレッドまで引き上げられます。これは、Zen 4でチップレットあたりのコア数が増大するのではなく、単にチップレットを増やしてコア数を増加させるという方法でコア数を増やしました。つまるところ、現行の「Milan」では8基だったチップレットが12基に増えるというのが今回の話の肝になります。
EPYCが登場してから初めて、ソケットが代わり、SP5ソケットになるとのこと。Socket-SP5は、6096ピンのLGAソケット(LGA-6096)。現行のSocket-SP3が4094ピンなので1.5倍程度にはピンが増えていることになります。
128コアのBergamo
ちなみに同じくSocket-SP5を採用するものとして、Zen 4ベースのZen 4cを採用するクラウド向けの多コアEPYCの「Bergamo」があります。これもGenoaと同じ世代になります。
Bergamoに採用されるZen 4cはZen 4をベースにしているものの、製品としては最大128コアになります。ただこちらは、チップレットを増やすのではなくチップレット内の密度を高めることによって実現しており、チップレット数は変わらず12基です。