錦です。
総務省が9月2日、「電波法施行規則等の一部を改正する省令」を発表し、Wi-Fi 6Eで規定された6GHzが技適の対象となった事がわかりました。
Wi-Fi 6E
Wi-Fi 6Eは、IEEE 802.11axの中で規格されている6GHz帯の周波数を利用したWi-Fiです。Wi-Fi 5までは2.4GHzと5GHzが規格となっていましたが、あらたに6GHzが追加されています。2.4GHzと5GHzのWi-Fi 6と区別するため「Wi-Fi 6E」となっています。
今回認められたのは、屋内では最大EIRP 200mW（LPI*1）相当、屋内・屋外で最大EIRP 25mW（VLP*2）相当で、新たに利用が認可された周波数帯は5925MHz〜6425MHzとなっています。
チャネルは、20MHzで1/5/913/17/21/25/29/33/37/41/45/49/53/57/61/65/69/73/77/81/85/89/93、40MHzで3/11/19/27/35/43/51/59/67/75/83/91、80MHzで7/23/106/55/71/87、160MHzで15/47/79が設定されています。
自動車内
また、今回の省令では、自動車内の無線LAN導入のため、5.2GHzが新たに認可されました。
最大EIRP 40mW相当とし、親局が自動車から強yクウされる電源のみで動作すること、子局は親局からの制御によって送信を行う機能を備えることが必須としています。
