錦です。
QualcommはIFA 2022にて、Wi-Fi 7のデモを行いました。
Wi-Fi 7
Wi-Fi 7はWi-Fi 6の後継となる次世代のWi-Fi規格となっています。QualcommはすでにWi-Fi 7に対応したWi-Fiチップ「FastConnect 7800」を発表しており、今回のデモでもこの製品を用いてデモが行われました。
QualcommのWi-Fi 7では、HBS(High Band Simulteneous)マルチリンクが新たに披露されました。これは、いわゆるキャリアアグリケーションで、複数の帯域を用いて通信を高速化しています。
デモでは、Wi-Fi 7で規定される5GHz帯と6GHz帯を160MHzずつ束ねて、320MHzの帯域を利用します。デモでは5Gbpsを超える速度を実現しています。
しかもこのデモは、ラボで行われたものではなく、公共の場で行われたとのこと。つまり、実際にWi-Fi 7が実用化されればこの速度で実現することになるようですね。