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Intel、Sapphire Rapids上でDDR5-6400のストレステストを実施 〜 Granite Rapidsのデモも行われる

錦です。

Sapphire Rapidsがまた遅れるかもねーという話が出たあとの動向は凄まじく速いものになっています。Intel台北で行ったIntel Innovation TaipeiにてSapphire Rapidsのメモリテストと、Granite Rapidsのデモを行ったことがわかりました。

Sapphire Rapids

Sapphire Rapidsは2023年1月10日に発表イベントがあることが明らかにされており、少なくともそれまではSapphire Rapidsは登場しないでしょう。

Sapphire RapidsはHBM2メモリを同梱しており、またタイル構造を採用しています。

今回行われたデモはSapphire Rapidsシステムにおいて、5600MHz及び6400MHzで駆動するDDR5メモリをデモしたものになっています。システムは1 DIMMで構成されているようで、問題なく動作したよう。Sapphire RapidsはDDR-5200がネイティブになっているようなので、これはOCになります。XeonにおいてはXMPではなく、ネイティブでメモリOCをサポートしているみたい。

Granite Rapids

Granite Rapidsは、Sapphire Rapidsの2世代後の製品です。この間にはEmerald Rapidsが投入されます。

今回のイベントではこのGranite Rapidsのデモも行われました。Granite RapidsはMeteor LakeのPコアと同じRedwood Coveが採用されますが、Intel 3プロセスで製造されます。

なお、今回もEmerald Rapidsの詳細なコア数はわかっていませんが、Wccftechによるとタイルあたり60コア、パッケージで最大120コアになっているものの、イールド(歩留まりの関係上)数コアは無効化されるはずです。

ちなみに、Emerald Rapidsは2023年に投入されることが決算報告で明らかになっており、Granite Rapidsとクラウド向けのSierra Forestは2024年に投入される製品であることも明らかになっています。

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