情報通信研究機構は7日、太陽表面の爆発現象「太陽フレア」が起こったことを発表しました。
人工衛星に影響
この太陽フレアは、2006年12月以来の大きさとなっています。 これに伴い、米気象衛星は通常の1000倍近くのX線を観測しました。
これは、電子の粒子を帯びた光です。 実際に人には影響のないものですが、問題なのは端末。
現段階でもろ影響を受ける端末はあまりありません(しかし、スマートフォンが現在の形になってからは初めての巨大フレア)。
ですが、人工衛星に影響がでるため、衛星を使用したGPSなどの機能は影響が出やすいと考えられます。
また、もろ影響を受けなくても、少なからず影響を受ける端末もあります。
最悪
最悪の場合、人工衛星の故障や、送電設備への影響による停電なんてことも予想できます。
個人的には、「みちびき」が無事であってほしいところです。
大丈夫
現世代のカーナビや、スマートフォンにはこれを補正するプログラムもしっかりあります。 ですので、大きな影響はないでしょう(一世代前のGPSの感覚でつかえば)。
もっと懸念すべき
先程ももう下のように大気中の磁気やらなんやに大きな影響を及ぼすので、長距離衛星通信にやはり影響が出ます。
これにより、船舶や衛星放送には、多大な影響が出るとも考えられます。
また、身の回りのことでは、防災無線も影響を受ける可能性があります。
また、1989年の太陽フレアでは、カナダで大規模停電が起こっていますが、機構は日本ではそれが起こりうる可能性は低いということです。