錦です。
MicrosoftとQualcommは、去年12月に発表したARMプロセッサ向けのWindows10を搭載したノートPCを2018年初頭に発売することを発表しました。
製造は、HP Lenovo ASUSが受け持ちます。プロセッサには、QualcommのSnapdragon835が搭載される予定です。
Intelが揺らぐ?
Windows10の主流は主にIntel Core iシリーズなどのx86プロセスでしたが、こうした低価格のARMに対応してくると、Intelの優位はなくなってくるかも知れません。
2in1が主流に?
ARM版のWindows10には、WindowsHelloやタッチスクリーンなどが標準サポートされるというのも魅力です。
Intelを搭載したPCでも対応がまちまちでしたから、これは進歩です。
また、発売されるモデルには2in1のものもあります。Snapdragonは主にAndroid向けに開発されたものですから、タブレットには十分なスペックを持ってます。
モバイル向けのプロセッサの大きな進歩
モバイル向けのプロセッサの進化は異常です。特に、ARMのプロセッサの進歩は凄まじく、AppleがiPhoneXに搭載しているA11BionicチップはMacBookProの最下位モデルに追いつくほど。
最下位モデルとはいえ、ARMのモバイル向けのプロセッサが、IntelのCore i5に追いつくのはすごい事です。今後はIntelなど高級プロセッサより、Qualcommの安くて高性能のプロセッサが主流になってくるかも知れませんね。
そして、モバイル向けのプロセッサですから、消費電力も少なくてすみます。
ASUSは、フル充電で二日使えると発表しておりWindows10でのこのバッテリーは驚異です。