錦です。
Googleは、Stadiaに関する情報を新たに新たにしました。
Stadia
Google Stadiaは、Googleが発表した、データセンター側でゲームを処理することで一定のインター回線と端末さえあれば、それほど性能が高くないデバイスでも、ハイエンドゲームをプレイ可能になるというサービスです。
CPUにはAMDのカスタムされたx86が利用され、GPUにもAMD Vega 56がカスタムされたものが採用、RAMは16GBです。性能も変更可能とのこと。YouTubeとも緊密に連携しています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
新たに開示された情報
画質・品質
Googleが新たに開示した情報によると、Stadiaをプレイする環境で必要なインターネット回線ですが、10Mbps以上で720p60FPS(HD) ステレオオーディオが、20Mbps以上で 1080p60FPS HDR(フルHD)5.1サラウンドオーディオが、35Mbps以上で 2160p60FPS(4K) 5.1サラウンドオーディオが利用できます。
4K HDR 60FPSでプレイするには、Stadia Proという定額制サービスを利用する必要があります。価格は月額9.99ドル(約千円)。加入すると限定の無料ゲームは遊び放題になるほか、有料ゲームの一部が割引になります。
非加入の場合、ゲームは単体購入になり、1080p60FPS ステレオオーディオに制限されます。
遅延
コントローラを押してから、ゲーム画面に反映されるまでの遅延について、明確な数値は出ていませんが、Googleは「遅延の少ないゲームを提供する」としています。
対応
Stadiaは、PCのみならず、Chromecastを接続したテレビやタブレット・スマートフォンに対応します(AppleTVには対応しない?)。
スマートフォンについて、サービス当初は対応モデルはPixel 3/3aのみに限定されます。
Founder's Edition
Googleは、ChromecastでStadiaをプレイするのに必要なコントローラ「Chromecast Ultra」や、Destiny 2の特別版、早期プレイヤーネーム取得権、3か月のStadia Proを同封した「Founder's Edition」も発表しており、価格は129ドル(約13,500円)で、昨日から予約が開始しています。
サービス開始
サービス開始時、14か国から開始され、それに日本は含まれません。
以下は、Stadiaでプレイできるゲームで公開されたタイトルです。
- Dragon Ball Xenoverse 2
- Doom Eternal
- Doom (2016)
- Rage 2
- he Elder Scrolls Online
- Wolfenstein: Youngblood
- Destiny 2 (ファウンダーズエディション購入者は過去DLC含み無料、他プラットフォームからクロスセーブあり)
- Get Packed ※
- Grid
- Metro Exodus
- Thumper
- Farming Simulator 19
- Baldur's Gate 3
- Power Rangers: Battle for the Grid
- Football Manager
- Samurai Shodown
- Final Fantasy XV
- Tomb Raider Definitive Edition
- Rise of the Tomb Raider
- Shadow of the Tomb Raider
- NBA 2K, Borderlands 3
- Gylt ※
- Mortal Kombat 11
- Darksiders Genesis
- Assassin's Creed Odyssey
- Just Dance
- Tom Clancy's Ghost Recon Breakpoint
- Tom Clancy's The Division 2
- Trials Rising
- The Crew 2
※ Stadia独占ゲーム
このほかにもEAなどの、参入発表済みなもののまだ未発表のタイトルがあります。
日本はまだなのが残念ですが、いつか来るその日まで楽しみですね。