錦です。
大阪府の北部をたてに結ぶ北大阪急行南北線ですが、現在の終点 千里中央から 箕面萱野までの約2.5kmの延伸計画がありますが、その開業予定時期が来年度から2023年度に先送りされていることがわ借りました。
北大阪急行
北大阪急行は、江坂駅ー千里中央駅を南北に走る鉄道路線で、OsakaMetro御堂筋線に乗り入れ、新大阪・梅田・本町・心斎橋・なんば・天王寺といったOsakaの繁華街を経由し堺市なかもずまで至ることができます。なかもずは昨日、古市・百舌鳥古墳群が世界遺産に登録され今後の観光客増加が期待されています。
今回の延伸部はその逆 北方向です。
現在、千里中央まで線路が伸びていますが、その先は鉄道空白地帯でもあり、新規開業予定の箕面萱野駅付近には、イオンやキューズモールといった大型商業施設があるにもかからず、最寄り駅の阪急箕面線 箕面駅から1.8kmと距離があります。
今回、この区間が開通することにより、この鉄道空白地帯が都心とつながることで、箕面市内のみならず、北大阪地域全体の繁栄が期待されています。この区間が開業することで、箕面萱野ー梅田間が24分で結ばれることになります。
延期
北大阪急行は、延伸部の土地買収・建設を2016年より始めています。線路自体は、国道423号線新御堂筋の脇の道の地下を掘削していく形になっています。
その延伸部に、新御堂の昔の擁壁が見つかったことから、3年延期しもともとの開業予定であった2020年度から2023年度に変更になりました。総事業費は変わりません。
