錦です。
韓国・Samsungは、新型モバイルSoC「Exynos 9825」を発表しました。
Exynos 9825
Exynos 9825は、Galaxy S10(海外向け)に採用された「Exynos 9820」のアップグレード版のモデルとなります。
8コアCPU(カスタムコア×2+Cortex-A75×2+Cortex-A55×4)、Mail-G76MP12 GPUを搭載します。
前モデル(Exynos 9820)に引き続き、NPU(Neural Processing Unit)を内蔵し、高速で効率的な処理により、AIを活用した写真編集から拡張現実など、搭載端末上で動くAIの新たな可能性を提供するとしています。
搭載されたモデムは、LTE-Advanced Proに対応しており、ダウンロードはCat.20 8CAで最大2Gbps、アップロードはCat.20 3CAで最大316Mbpsの速度がでるとしおり、Exynos Modem 5100と組み合わせれば5Gネットワークが利用可能です。
Exynos 9820は8nm LPPプロセスルールで製造されましたが、このExynos 9825は、7nm EUVプロセスルールで製造されます。
7nmプロセスルールとしては初めての製品ではありませんが、7nm EUVを採用する製品としては世界初の登場になります。
今夜登場するGalaxy note10への採用は不明ですが、来年登場と見られるGalaxy S11(仮称)や、Galaxy note11(仮称)には搭載されるものと見られます。