錦です。
AMDは、ワークステーション向けGPUシリーズ、Radeon Proシリーズに、ミドルレンジモデル Radeon Pro W5500とそのモバイル版 Radeon Pro W5500Mを発表しました。
Radeon Pro W5500は、Radeon RX 5500をワークステーション向けに改良したモデルで、設計・製造・アーキテクチャ・エンジニアリングで要求されるパフォーマンスと高度な機能を提供します。
アーキテクチャは、RDNAで、コアはNavi 14となっているようです。vRAMはGDDR6メモリ、PCIe Gen4 x16をサポートします。TSMC 7nmプロセスを用いて製造されています。
インターフェイスは、Display Port 1.4が4ポートのみで、HDMIやDVIのポートはありません。W5500では、補助電源として6ピン電源が必要です。
仕様
Pro W5500の仕様は以下の通り
- CU:22コア
- SP:1408コア
- TFLOPS/FP32:最大5.35TFLOPS
- vRAM:8GB GDDR6
- メモリ帯域:224GB/s
- メモリインターフェイス:128bit
- ディスプレイ出力:60Hz 4K×4 あるいは 60Hz 8K×1(Display Port 1.4)
- 消費電力:125W*1
Pro W5500Mの仕様は以下の通り
- CU:22コア
- SP:1408コア
- TFLOPS/FP32:最大4.79TFLOPS
- vRAM:4GB GDDR6
- メモリ帯域:224GB/s
- メモリインターフェイス:128bit
- ディスプレイ出力:最大4台
- 消費電力:85W*2
価格など
Radeon Pro W5500の価格は、399ドルで、2月10日から12日(現地時間)に開催される3DEXPERIENCE World 2020のAMDのブースで展示されます。