Nishiki-Hub

国内外のPC/PCパーツ/スマホ/Appleなどの最新情報を取り上げています

AMD、ワークステーション向けGPU「Radeon Pro W5500」を発表!モバイル向け「Radeon Pro W5500M」も登場

f:id:doskokimeil127-dosd:20200211003618p:plain

錦です。

AMDは、ワークステーション向けGPUシリーズ、Radeon Proシリーズに、ミドルレンジモデル Radeon Pro W5500とそのモバイル版 Radeon Pro W5500Mを発表しました。

Radeon Pro W5500は、Radeon RX 5500をワークステーション向けに改良したモデルで、設計・製造・アーキテクチャ・エンジニアリングで要求されるパフォーマンスと高度な機能を提供します。

アーキテクチャは、RDNAで、コアはNavi 14となっているようです。vRAMはGDDR6メモリ、PCIe Gen4 x16をサポートします。TSMC 7nmプロセスを用いて製造されています。

インターフェイスは、Display Port 1.4が4ポートのみで、HDMIやDVIのポートはありません。W5500では、補助電源として6ピン電源が必要です。

仕様

Pro W5500の仕様は以下の通り

  • CU:22コア
  • SP:1408コア
  • TFLOPS/FP32:最大5.35TFLOPS
  • vRAM:8GB GDDR6
  • メモリ帯域:224GB/s
  • メモリインターフェイス:128bit
  • ディスプレイ出力:60Hz 4K×4 あるいは 60Hz 8K×1(Display Port 1.4)
  • 消費電力:125W*1

Pro W5500Mの仕様は以下の通り

  • CU:22コア
  • SP:1408コア
  • TFLOPS/FP32:最大4.79TFLOPS
  • vRAM:4GB GDDR6
  • メモリ帯域:224GB/s
  • メモリインターフェイス:128bit
  • ディスプレイ出力:最大4台
  • 消費電力:85W*2

価格など

Radeon Pro W5500の価格は、399ドルで、2月10日から12日(現地時間)に開催される3DEXPERIENCE World 2020のAMDのブースで展示されます。


*1:TBP

*2:TBP