錦です。
NVIDIAはまもなくAmpere GPUを発売すると見られていますが、今回はそのベンチマークの話です。_rogame氏のTwitterより、未発表のNVIDIA製GPUのベンチマークが見つかりました。
Two Unknown Nvidia GPU
— _rogame (@_rogame) 2020年2月28日
> 7552 Cuda cores (118 CUs)
> 1.11GHz core clock
> 24GB of memory
GB5 Compute score: 184096 (Open CL)https://t.co/rUFWACaxrg
> 6912 Cuda cores (108 CUs)
> 1.01GHz core clock
> 47GB of memory
GB5 Compute score: 141654 (Open CL)https://t.co/C1jnm3sZ0D pic.twitter.com/3JrW8LrnFj
1つ目のGPUは、仕様からしても、vRAM容量が24GBであることから見てTITAN RTXの後継であることが分かります。
ツイートに書いてあるとおり、7552コアものCUDAコアが搭載されており、ミドルレンジではなくハイエンドなのは確定でしょう。
Geekbenchでは、SMはAMD GPUと同じCompute Unitと読み込まれるため、SMは118です。
計算すると1SMあたりのCUDAコア数は64コアであることが分かります。これは、Ampereアーキテクチャを採用すると見られるRTX 30シリーズでも共通になると見られます。
スコア的に見ると、184096というスコアは、TITAN RTXの40%高いスコアになっています。大幅な性能の向上が期待されます。
もう一つは、47GBとありますが、恐らく誤認であると見られることから、SM/CUDAも合わせてRTX 3080Tiであると見られます。
スコアは141654。TITAN RTXよりも若干高いスコアになっています。
SM数とCUDAのコア数はそれぞれ、SM108コアとCUDA6912コアで、1SMあたりのCUDAコア数は変わらず64コアになっています。
このスコアが本当に正しいものかはわかりませんが、今度はしっかりスコアとして数字に出てきました。
来月のGTC。開催されるか不透明ですが、開催されると信じてRTX 30シリーズの登場を待ちましょう。