錦です。
Wccftechによると、第11世代Coreシリーズのスペックがリークされたことが分かりました。
Seems OK https://t.co/vvpMiSgoxE pic.twitter.com/WKBzhbYcH7
— 포시포시 (@harukaze5719) 2020年12月12日
davidbepo氏のツイートを포시포시(harukaze)氏が肯定した形になります。
finally i can talk about this freely
— davidbepo (5 GHz overload) (@davidbepo) 2020年12月11日
RKL i9 11900K specs
base: 3,5 GHz
turbo 1C TVB: 5,3 GHz
turbo 8C TVB: 4,8 GHz
PL1 and PL2 are 125 and 250W respectively
alll is very similar to CML as you can see
Comet Lake-S同様、i9とi7では、Thernal Velocity Boost(TVB)が有効になるとのこと。リークでは、TVB有効後のクロックが書かれているので、そこからTurbo Boost 2.0のクロックを計算して載せてあります。この値はあくまでも予想です。
まとめるとこんな感じになります。
SKU | コア数 | スレッド数 | ベースクロック | 1コア ブーストクロック (TB2.0) |
1コア ブーストクロック (TVB) |
全コア ブーストクロック (TB2.0) |
全コア ブーストクロック (TVB) |
キャッシュ | TDP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
i9-11900K | 8 | 16 | 3.5GHz | 5.1GHz | 5.3GHz | 4.7GHz | 4.8GHz | 16MB | 125W |
i7-11700K | 8 | 16 | 4.8GHz | 5.0GHz | 4.5GHz | 4.6GHz | 16MB | 125W | |
i5-11600K | 6 | 12 | 4.9GHz | 4.7GHz | 12MB | 125W | |||
i5-11400 | 6 | 12 | 4.4GHz | 4.2GHz | 12MB | 65W |
Thernal Velocity Boostは、CPU温度が50℃以下で電力に余裕があるときに、ブーストクロックを最大200MHz(全コアなら100MHz)引き上げるというものです。Turbo Boost 3.0もありますが、こちらはシングルブーストクロックを100MHz引き上げるものです。
Rocket Lake-Sは、マイクロアーキテクチャがSkylakeからCypress Coveにかわるメジャーアップデートになっていますが、コア数は8コアに減る見込みです。これは、アーキテクチャの更新によりIPCが向上してコア数を減らしても総合的に性能が上がるということなのでしょうか。
i9-11900KのPL2
i9-11900Kは、PL1=TDPが125Wであることがわかっています。PL2は、225~250Wになっているようです。コア数が減らされた理由って、この発熱も理由なんですかね。