錦です。
Microsoftは昨夜のWindows 10 May 2021 Updateのリリースにおいて、Windows 10Xのリリース計画を断念したことを明らかにしました。
Windows 10Xは、2画面デバイス「Surface Neo」向けのOSとなっており、その他、2画面デバイス向けのOSとして開発が進められてきましたが、当初リリース予定とされていた2020年内には登場しませんでした。
このOSでは、2画面に対応するだけでなく、OSとアプリの実行環境が分けられる「アプリコンテナ」、タブレットに最適化されたUIなどが導入されていました。おそらくは2画面デバイス以外のデバイスにもWindows 10Xの導入を考えていたと見られていますが、計画が断念された今ではどうも言うことができません。
ちなみに、2画面デバイスとして先行して販売されている「Surface Duo」は絶賛苦戦中のようです。Surface Duoは単にAndroidの強豪が強すぎるから売れてない説あると思うんですが、これを見てNeoも若干あきらめムードが漂っています。
Win 10Xのために開発された技術は今後Windows 10に応用されていくとのことで、タブレットに向けた機能が強化されることを願います。
via 窓の杜