錦です。
NVIDIAは、2月にGeForce RTX 3060に導入されたマイニングの性能制限を、RTX 3060 Ti・RTX 3070・RTX 3080にも適用することを正式に発表しました。
LHR
マイニング制限版は「Lite Hash Late(LHR)」と呼ばれており、ハッシュレートが大幅に劣化します。その幅はイーサリアムハッシュレートベースで半減。なお、すでに明らかにされたGalaxの情報から期待できるハッシュレートが明らかになっており、全体的に通常版の半分以下のマイニング性能になっています。
NVIDIAがハッシュレートを制限する理由は、ゲーマーがGeForceを入手しやすくするためで、マイナーは「CMP HX」シリーズを使うように仕向けるためです。
2月にGeForce RTX 3060にこの制限が導入されていましたが、その後制限は突破されてしまっていました。詳しいことは書かれていませんが、今回は新しい仕組みのもとで制限が導入される模様。
5月末から
制限が開始されるのは5月末から出荷される個体からとなっており、すでに流通している部分には影響はありません。
なお、購入するモデルがLHR版であるか通常版であるかを識別するため、パッケージにLHR版であることを示すラベルを付与するとのことです。