錦です。
QualcommとMicrosoftが協力して、開発者向けのキットとなる「Snapdragon Developer Kit」を発表しました。
これまで、Windows 10 ARMを搭載したデバイスはラップトップのみ、かつ一般向けにもリリースされている商品のみで、開発者があまりWin10 Armを容易に手に入れれる環境ではありませんでしたが、このキットをリリースすることによって開発者がWin 10 Armにソフトウェアを移植・リリースすることが目的のようです。このキットは開発者向けのデスクトップ型になっています。AppleのDTKみたいなものです。
また、Snapgragon搭載PCは今の所ラップトップ型しかありませんでしたが、このキットは、小型PC型となっており、開発者が好きな環境で作業することができます。その上、開発者向けキットということもあって、開発者がソリューションを検証する費用対効果の高いリソースであるとしています。
詳細な仕様や価格は明らかになっていませんが、Microsoftの開発者向けイベント「Build 2021」が25日(現地時間)に控えており、その中のセッションで明らかになるとのことです。