錦です。
Qualcommは、エントリ帯パソコン向けのSoC「Snapdragon 7c Gen 2 Compute Platform」を発表しました。
Snapdragon 7c
Snapdragon 7cは、Qualcommが提供しているPC向けSoCのなかで最下位のエントリクラスのSoCとなっているモデルです。前世代は2019年年末に発表されました。基本的にWindowsラップトップ向けとなっており、デスクトップ向けで単体リリースされることはありません。
7c Gen 2は、前世代と基本的な仕様は変わらず、CPUは8コアの「Kryo 468」、GPUに「Adreno 618」、ISP(画像信号プロセッサ)に「Spectra 225」、DSP(デジタル信号プロセッサ)に「Hexagon 692」をそれぞれ採用。5Gには対応しないもののSnapdragon X15 LTEモデムも内蔵しています。変更点としては、CPUのクロックが2.4GHzから2.55GHzに向上したとのことです。
それに加えて、低価格SoCながら、MSの「Secured-Core PC」と呼ばれるセキュリティ仕様に準拠しています。
搭載製品はLenovoから今回に登場します。