錦です。
Mauri QHD氏のツイートによると、次期モバイル向けチップセットとなる「Qualcomm Snapdragonn 895」と「Samsung Exynos 2200」はSamsungの4nmプロセスを採用するかもしれないことがわかりました。
Samsung Foundry makes the next Snapdragon AP (Waipio, maybe 895) and Exynos 2200.
— Mauri QHD (@MauriQHD) 2021年6月5日
Both are 4nm, not 5nm.
Samsung renamed their 5LPA (3rd Gen 5nm) -> 4LPE (1st Gen 4nm).
Because there is no performance difference between 5LPA and 4LPE.
from my source Hades (7/8 correct) pic.twitter.com/pXNT5kAifJ
そもそも、Samsungの4nmは、5nmと性能差はなく、Samsung 4nmは第3世代のSamsung 5nmとなっている模様。既にSamsung 4nmを採用としている製品としては、Qualcommのモデムチップ Snapdragon X62/X65が先行していますが、なぜTSMCではなくSamsungなのでしょうか。
TSMCはAppleがほぼ独占
TSMCも同様に4nmのプロセスを始動します。その最初の重要な顧客となるのはAppleです。一部の報道によると、5月末にはすでにiPhone 13シリーズに採用される次期SoC「Apple A15」の製造が始まっているとのことで、AppleがTSMC 4nmを独占しているとのこと。
その上、Appleはその先のTSMC 3nmについても、製造容量を確保しているため、Apple以外のQualcommとSamsungなどの企業がTSMCの先端技術を使うのはかなり難しいことと見られます。