錦です。
ソニー傘下のソニーワイヤレスコミュニケーションズは、グループのインターネットブランド「NURO」のサブブランドとして「NURO 5G」を設立し「NURO Wireless 5G」というサービスを新たに開始することを発表しました。
NURO Wireless 5G
NURO Wireless 5Gは、主に集合住宅やマンション向けのサービスで、光回線などのインターネット回線を敷く事ができない建物に対してローカル5Gと専用のルーターを用いることで、インターネットを提供できるようになるというものです。
アンテナ〜ルーター間にローカル5Gが活用され、おそらくルーター〜デバイスは一般的なWi-Fiの規格に則ってインターネットに接続することになります。
このイメージ図を見ると、屋外に光回線がつながった5Gアンテナがあり、各住宅に電波を飛ばすといったものになるみたいですね。ちなみに、ローカル5Gには4.8GHz〜4.9GHz帯の周波数帯が利用されるとのことで、ミリ波については検討中とのこと。おおよおSub-6の規格になっています。
光回線を通せない住宅ってことは割と古めな建物向けのサービスになるみたいですね。
各世代に配布されるルーターの仕様は以下の通り
- ソニーワイヤレスコミュニケーションズ株式会社 製
- 2.5G BASE-T(2.5Gbitイーサネット)x1
- 1000BASE-T(ギガビットイーサネット) x3
- IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax(Wi-Fi 4/5/6)
ルーターは無償で貸し出されることになっています。
エリア
NURO Wireless 5Gは以下のエリアで利用可能になります。
- 北海道
- 関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)
- 東海(愛知、静岡)
- 関西(大阪、兵庫、奈良)
- 九州(福岡)
すべてのエリアで使えるわけではなく一部となっています。
サービス開始時期
サービスの開始時期は2022年の春頃を予定しているとのことです。
すでにプレサービスを東京・神奈川・埼玉・大阪の一部で始まっているそうです。