錦です。
AMDはCESで、エントリ向けのGPU「Radeon RX 6500 XT」と「Radeon RX 6400」を正式発表しました。
Radeon RX 6500 XT
Radeon RX 6500 XTは、RDNA 2を採用しTSMC 6nmで製造されたNavi 24を採用するエントリ向けのGPUです。
仕様を見てみましょう。
RX 6400 | RX 6500 XT | RX 6600 | RX 6600 XT | |
---|---|---|---|---|
コア | Navi 24 XL | Navi 24 XT | Navi 23 XL | Navi 23 XT |
トランジスタ数 | 172億 | 172億 | ||
CU数 | 12 | 16 | 28 | 32 |
Ray Accelerrators |
12 | 16 | 28 | 32 |
SP数 | 768 | 1024 | 1792 | 2048 |
ゲームクロック | 2039MHz | 2610MHz | 2044MHz | 2359MHz |
ブーストクロック | 2321MHz | 2815MHz | 24911MHz | 2589MHz |
メモリ | 4GB GDDR6 |
4GB GDDR6 |
8GB GDDR6 |
8GB GDDR6 |
Infinity Cache | 16MB | 16MB | 32MB | 32MB |
メモリバス | 64bit | 64bit | 128bit | 128bit |
メモリクロック | 16Gbps | 18Gbps | 14Gbps | 14Gbps |
帯域幅 | 112GB/s | 144GB/s | 224GB/s | 256GB/s |
消費電力 | 53W | 107W | 132W | 160W |
リリース状況 | 1/19発売 | 発売済み | 発売済み | |
価格 | 199ドル | 329ドル | 379ドル |
便宜上、というかめんどくさかったのでRX 6400も一緒に表にしています。まず左から2つ目RX 6500 XTの話から進めましょう。
RX 6500 XTは、16 CUを搭載するエントリ向けGPUです。メモリも4GBと多くも少なくもないような感じで、基本的にはホビーゲーマー向けです。
このグレードですが、レイアクセラレーターは搭載されるほかFSRにも対応しています。なので、ゲームを趣味で楽しみたい人にとっては値段もカスタムカードで2万円台になるでしょうから嬉しいですね。
RX 6400
そして、RX 6400。
こちらはRX 6500 XTよりも下位のGPUでRX 6500 XTとともにNavi 24を採用するGPUです。
仕様は上の表を確認いただきたいんですが、CU数は12基、SP数は768基、メモリは4GB GDDR6となっていますが、RX 6500 XTよりも仕様は控えめです。
どこかに出ていた画像によればロープロファイルにも対応しているのでスリムPCなどには最適なグラボと言えるでしょう。