錦です。
VideoCardzによると、ASRockのRadeon RX 6500 XT搭載カード「AMD Radeon RX 6500 XT Phantom Gaming D 4GB OC」のPCIeコネクタが、PCIe 4.0 x4接続になっていることがわかりました。
Radoen RX 6500 XT
Radeon RX 6500 XTは、AMDが先日発表したエントリ向けのデスクトップ向けGPUで、RX 6400とともに低価格帯のPCに採用されます。
で、今回のASRockの製品情報からわかったことは、接続がPCIe 4.0 x4であるということです。
PCIe 4.0はPCIe 3.0の2倍の速度を発揮します。そのため、PCIe 4.0 x4はPCIe 3.0 x8に相当し、一瞬帯域も狭めに見えますが、案外広いんですよね。転送速度帯域は双方向で15.75GB/s。エントリ向けなのでこれで十分なのでしょう。ちなみに、PCIe x4規格はNVMeスロット=M.2でも代替する事ができますので、変態的所業では、例えばM.2スロットはあるけどPCIeスロットがないようなOEMのスリムPCにRX 6500 XTをぶっ刺すということもできるはずです。
まあただ、x4とはいえど、スロット自体はx16と同じ形になるので、x4スロットには直接挿せないのでしょうけど。
RX 6500 XTがこうなっていることを考えると、より下位のRX 6400もPCIe 4.0 x4になっているのでしょう。ただ、こっちはOEMのみとなる見込みです。RX 6400はロープロファイルに対応しているみたいなので、単体販売してくれるとM.2 + RX 6400が出来たのに・・・と(やるかやらないかは別の話)。