錦です。
UserBenchmarkに第13世代「Raptor Lake」のモバイル向けと見られるサンプル品のテストが掲載されていることがわかりました。
Raptor Lake
Raptor Lakeは、現行の第12世代Core「Alder Lake」の後継となるCPUラインナップです。今回ちょっと懐疑的なのが、PC Watchが今年2月の公式発表を取りまとめた記事では「Raptor Lakeは、デスクトップPC向け専用版として計画されている製品。」と書かれており、Raptor Lakeにはモバイル向けラインナップが存在しない可能性があるという点ですが、これは後述します。
今回のプロセッサの仕様が、
- 14コア20スレッド
- 2.5GHzベースクロック
- 4.2GHzブーストクロック
14コア20スレッドから6P8Eの構成となっていることがわかり、Alder Lakeと変わらないことがわかります。あと、個々に書かれているクロックというのはPコアのクロックを参照していると見られます。クロックからみて45W帯のCore Hくらいのものと見られます。
サンプルの時点でAlder Lake超える
普段、サンプルの性能というのは製品よりかなり劣っているので、ベンチマークというのは参考にならないのですが、ただ現行世代よりも優れているのであればちょっと話は別です(ただ今回は、割とクロック高めだった)。
性能は負荷のある作業で、Alder Lakeが最大8コアで1269なのに対して、Raptor Lakeは1276でやや上回っています。それ以外のスコアもいくつかで性能を上回っています。
登場時期と存在
登場時期は早くてもCES 2023になると見られます。特にRaptor Lake-Hが存在するとしたら、GeForce RTX 40シリーズのモバイル向けSKUと同時に登場すると見られています。
ただ、その前述のPC Watchの記事と合わせてみると、本当にこれは、Raptor Lakeなのか?もしかしたらAlder Lake Refreshみたいなモデルじゃないのかと思ってしまうのですが(というかそもそもRaptor Lake自体がAlder Lake Refreshみたいなもんだし)。
関連リンク
- via VideoCardz