錦です。
TechPowerUpやVideoCardzによると「GeForce RTX 3060 Ti」について、GDDR6X版に置き換えられる方針であることがわかりました。
GeForce RTX 3060 Ti
GeForce RTX 3060 Tiは現時点でGDDR6メモリを搭載しているバリアントと、GDDR6Xメモリを搭載しているバリアントの2つが存在しています。前者はRTX 3060 Tiの登場時点から存在するモデル、後者は先月発売された新しいバリアントです。
これらはメモリ仕様以外で大きな変更点というのはなく、メモリの帯域がGDDR6版が448GB/s、GDDR6X版が608GB/sという違いがあります。
RTX 3060 Ti GDDR6 |
RTX 3060 Ti GDDR6X |
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コア | GA104-200 | |
トランジスタ数 | 174億 | 174億 |
CUDAコア数 | 4864 | 4864 |
SM数 | 38 | 38 |
RTコア数 | 38 | 38 |
Tensorコア数 | 152 | 152 |
ベースクロック | 1410MHz | 1410MHz |
ブーストクロック | 1665MHz | 1665MHz |
メモリ | 8GB GDDR6 |
8GB GDDR6X |
メモリバス | 256bit | 256bit |
帯域幅 | 448GB/s | 608GB/s |
メモリ速度 | 14Gbps | 19Gbps |
消費電力 | 200W | 200W |
リリース状況 | 発売済み | 発表 |
情報によると、これらのバリアントは最終的にGDDR6Xメモリ版に統一される見込みであるそうです。
この話で面白いというか興味深いのは、GeForce RTX 3060 Tiではしばらく生産が継続されるということです。RTX 40シリーズのミドルレンジの登場については現時点で情報はないので、買い時としては今なんでしょうかね。