錦です。
ITmedia Mobileによると、米Twitter社がすでに消滅していることがわかりました。
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Twitterはイーロン・マスク氏に買収されたあと、大規模なレイオフやTwitter Blueの大幅な改良などを経てTwitterとしての利益を向上させようとしています。
で、今回判明したのはTwitter社がすでに消滅したという点。調べてみると、ZinsokuというサイトにTwitter買収のイーロン・マスク氏の動向が詳しく説明されています。
流れとしては、Twitterを買収するためにX Holdings I~IIIという3つ企業を設立したとのことでそれぞれに以下の役割があったようです。
- X Holdings I:イーロン・マスク氏がすべての役員を務める企業
- X Holdings II:Twitterを合併した企業、X Holding Iの子会社
- X Holdings III:Twitterを買収するための資金調達のための企業(すでに解散済み)
X Holdings IがX Holdings IIを子会社とし、そのX Holdings IIがTwitterと合併、社名をTwitterとしたことでTwitterの買収が成立しました。この時点でX Holdings IはTwitterの親会社となっています。
X Holdings IIIは資金を集めるために設立され、日本のみずほや三菱UFJ銀行を含む世界の大手銀行(主に日米)から資金を調達しました。その後Twitterの買収が成立したことで消滅しました。
で、その後、「X Holdings」という会社が設立され、X Holdings Iを吸収しました。そして、X Holdingsの子会社「X Corp」が設立され、そのX CorpがTwitterを吸収したことによってTwitterが消滅したことになります。
これがどのような意図を持ってのことなのかはわかりませんが、とりあえずこういう流れです。現時点で存続している会社はTwitterを吸収したX Corpとその親会社X Holdingsのみとなります。
なお、この前後にマスク氏はXとだけつぶやいています。ちなみにTwitterがXになったことから、日本法人がX JAPANになるのではと話題になっていました。
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— Elon Musk (@elonmusk) April 11, 2023