Googleは「Chromebook Plus」を発表しました。Chromebookよりも若干厳しい要件が定められたデバイスとし、8日から米国で展開されます。
現在のChromebook
現在のChromebookのセグメントは低価格帯〜10万円を超えるようなプレミアムグレードまで幅広く提供されています。
Chromebook Plusでは、GoogleのAI機能を搭載し、第12世代Core i3以降のCPUを搭載するなど、普通のChromebookと比較して若干厳しい要件を定めており、ユーザーの選択を簡素化することに貢献します。
最低要件は以下のとおりです。
- 第12世代Core i3以降 または Ryzen 3 7000シリーズ以降
- RAM 8GB以上
- ストレージ 128GB以上
- 3次元ノイズリダクション付きWebカメラ 1080p以上
- フルHD IPS液晶 以上
そして、GoogleのAI機能で提供されるのは、以下の機能です。
- Google Meet・Zoom・Microsoft Teamsでの背景ノイズキャンセリング・背景ぼかし
- 消しゴムマジック
- Webサイトコンテンツの下書き(2024年提供)
- 画像生成AIでの壁紙等の制作(2024年提供)
Chromebook Plus自体にはRyzen AIやIntel NPUの搭載は必要では無いようで、これがローカルの機能として提供されるのか、オンラインの機能として提供されるのかは不明です。
Chromebook Plus製品は10月8日から、Lenevo、HP、Acer、ASUS、Dellなどから米国で登場します。気になるのは、Framework Laptopも対応している点ですね。