Googleは昨夜行ったイベント中に行われた「Pixel 8/8 Pro」の発表の中で、搭載される「Tensor G3」SoCを正式に発表しました。
Tensor G3
Tensor G3は、Googleの最新世代のモバイル向けSoCです。
Tensor G3は、CPU・GPU・ISPとともにセキュリティ部・IMAGING DSP・CONTENT HUB・TPUから構成されています。
CPUは、最新のArmプロセッサが採用されているとしています。詳細なコア構成は明らかになっていませんが、おそらく、プライマリコアに「Cortex-X4」あるいは「Cortex-X3」、高性能コアに「Cortex-A720」あるいは「Cortex-A715」、高効率コアに「Cortex-A520」あるいは「Cortex-A510」が採用されているものと見られます。
構成として1+3+4のコア構成となっていると見られます。
Googleの機械学習アクセラレータであるTPUはTensor G1と比較して2倍以上の機械学習モデルをローカルで実行できるとしています。
Googleがサーバーで採用している合成音声モデルを処理可能になっている他、音声入力で異なる言語を使っても、言語を認識できるようになっています。
AI中心SoC
Tensor G3はPixel 8シリーズの数々のAI機能を支えるためにAI中心のSoCであることがわかります。
現時点で性能などは不明で、詳細な仕様などが分かればお伝えします。