錦です。
先程の記事に少し気になる点が。各メディアがComet Lake-Yと報じている第10世代Comet Lakeと同時に追加されたTDP 7Wの超省電力帯ですが、Amber Lake YとIntelは発表しています。
Amber Lake Y
Amber Lake Yは第8世代から存在する開発コードです。
Macbook Air 2018/2019に搭載されているプロセッサ「Core i5-8210Y」を含む超省電力帯のCore Mレベルのプロセッサシリーズです。各メディアは今回登場した7Wの第10世代 Coreを「Comet Lake-Y」と報じています。
発表と同時に掲載されたIntelの技術仕様ページ Intel ARKではこれらのプロセッサは「Amber Lake Y」となっています。
- Intel® Core™ i3-10110Y Processor (4M Cache, up to 4.00GHz) 製品仕様
- Intel® Core™ i5-10210Y Processor (6M Cache, up to 4.00 GHz) 製品仕様
- Intel® Core™ i5-10310Y Processor (6M Cache, up to 4.10 GHz) 製品仕様
- Intel® Core™ i7-10510Y Processor (8M Cache, up to 4.50 GHz) 製品仕様
Intelは発表の中でComet Lake-Yという言葉を一切使っていません。このことから、Comet Lakeは現時点でUモデルのみの存在になるのではないでしょうか。ただ、実際に中身があまり変わらない(Amber LakeはCoffee Lakeの超省電力版)ので、実際さはないのかなと。
Comet Lake・Coffee LakeともにSkylake世代のコアですので、大差はないかと思いますが。なお、Ice LakeはSunny Cove世代のコアです。