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デスクトップ向け第10世代Core 「Comet Lake-S」は2020年第一四半期に登場

錦です。

海外メディアが、第10世代のデスクトップ向けComet Lake-Sに関する情報をリークしています。

Comet Lake-S

Comet Lake-Sは、第10世代のデスクトップ向けCoreになるものと見られるコードです。Coffee Lake-S Refresh(第9世代 9900K 9700Kなど)の後継に当たるものです。

既に第10世代のCoreとしては、Ice Lake-Uが出ており、先日新たに Comet Lake-Uが登場しました。

Ice Lake-Uは、10nmで製造されますが、Comet Lake-Uは14nmで製造されます。Comet Lake-Sも同様14nmで製造されます。

最大10コア

第8世代から、コア数が増加しているSシリーズですが、6→8ときて、やはりコア数が10コアに増加するようです。

特に、Core i9-9900Kの後継と見られる「Core i9-10900K(仮称)」では最大5.2GHzのブーストクロックが発揮されます。

10コア+クロックの向上=TDPの増加になります。

LGA 1200と400シリーズ

10コアにコアが増加することと、クロックを高クロックに保つため、第10世代ではTDPが増加することが予想されます。現在、最上位モデル9900KのTDPは95Wです。

今回の情報では、最上位モデルi9-10900Kが125WのTDPになると予想されています。

そのため、マザーボードには強化された電源供給が要求されます。9900Kではまだ耐えれた廉価グレードのマザーボードでは最上位モデルの消費電力には耐えれない可能性がありますね。

他の無印・Tモデルは65W、35Wと変わらないみたい。

また、ソケットも代わりLGA 1200になることが予想されます。そのため、第8/9世代のソケットは利用できません。

チップセットも、現在の300シリーズから400シリーズへ変わるとされており、現在流通しているマザーボードでは対応しないと思われます。

PCIe

PCIeの仕様は変わらず。16レーンのGen 3のPCIeになります。

メモリも変わらずDDR4-2666になると予想されています。ただ、Xeon系からDDR4-2933に対応してきつつあるのでDDR4-2933になる可能性もあります。

2020年第一四半期に登場

Comet Lake-Sは2020年第一四半期(2020.1-3)に登場すると見られています。

年内には、Cascade Lake-X(9980XEの後継)や、i9-9900KS(i9-9900Kの全コアブーストを5.0GHzに引きあげた限定モデル)の登場も待っています。