錦です。
今月初めにMicrosoftがSurface Neoとともに発表したWindows 10Xですが、その情報が一部明らかになっています。
これらの情報は、Microsoftの内部文書から判明したものです。
Windows 10X
Windows 10Xは、折り畳み式の2-in-1 PC向けのOSです。折り畳み式デバイスというと、Galaxy Foldのような画面が折れ曲がるタイプのものを想像すると思いますが、Windows 10Xがターゲットとしているのは、2つの画面がラップトップのように折れ曲がるというもの。なので、液晶でも実現可能、言い方が悪いかもしれませんが画面自体が折れ曲がるものより簡単な技術=安価で製造することが可能なもの向けです。ただ、実際にどちらの方が実用性があるかと問われれば私はこのWin10Xが対象としている方と答えます。
もちろん理由はWindows 10Xにあります。
今回リークされた情報では、従来のWindowsの「スタートメニュー」にあたる「ランチャー」や、UWP版のエクスプローラなんかの存在も明らかになっています。
ランチャーには、Webサイトとローカルアプリが配置できるみたいです。
また、アクションセンターとクイックセンターについて、通知はクイックアクションのエリアから分離されます。
UWP版のエクスプローラでは、タッチフレンドリーでOffice 365、OneDrive、およびその他のクラウドサービスに保存されているドキュメントへのアクセスが簡単になるとのことです。
展開
Windows 10Xは「折りたたみ式 2-in-1 PC」向けのOSでありながらWindows 10とはまた違ったUIや機能を搭載しています。確かに、折り畳み式 PC向けのOSとしてのUIと考えれば納得がいきますが、あまりにも違うような気がします。
この情報を報じているWindows Centralによると、MicrosoftはWindows 10Xを通常のラップトップやタブレットでも購入できるWindowsのエディションにすることを意図しているようです。
Internal Windows 10X documentation leaks, revealing new OS details | Windows Central