錦です。
Qualcommは、ミドルレンジ向けのSoC「Snapdragon 768G」を発表しました。
仕様は、8コア、プライムコア*1のクロックが最大2.8GHz(Kryo 475)、GPUはAdreno 620になっています。
先行の、Snapdragon 765Gより、プライムコアCPUクロックが400MHz、GPU性能が15%向上しています。
765Gと同様に、Snapdragon X52モデムチプが内蔵されており、最速通信速度は下り3.7Gbps、上り1.6Gbpsになっています。
ワイヤレス・外部接続のサポート
- Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/axをサポート(2.4GHz/5GHz)
- デュアルバンド DBS Wi-Fi接続
- 2x2 MIMO
- Bluetooth 5.2
- NFC
- USB 3.1・USB Type C
まず、XiaomiのRedmi K30 5G Racing Editionから採用されていきます。
*1:Snapdragonは、CPU8コアの構成として、プライムコア×1・パフォーマンスコア×3・効率コア×4の構成になっていて、プライムコアは、主に負担の大きい処理を担当します