錦です。
AMDは先日Ryzen 5000シリーズを発売しましたが、それと同時に新しいチップセットは発表されず、マザーボードのメーカー各社は、特にX570マザーでZen 3に対応しています。
HKEPCによるとASUSとGIGABYTEのB450マザー向けのRyzen 5000シリーズ対応BIOSが準備されていることかがわかり、かつそのBIOSがWccftechによってリークされています(WccftechではBIOSが配布されていますが、利用は自己責任で)。
Ryzen 5000シリーズは、400シリーズのチップセットと500シリーズのチップセットでサポートされています。とくにX570マザーでは、店頭の製品にもBIOSのアップデートが入り、購入とともにRyzen 5000シリーズを使うことができます。ただし、400シリーズへのRyzen 5000シリーズの正式なBIOSの提供は、来年1月にリリース予定とされています。
そしてもう一点。Wccftechの同じ記事から。TwitterにX370マザーでRyzen 9 5900Xを動作させている画像が登場しています。
Zen 3 with ASRock A320 mobo pic.twitter.com/QMZu6zzxva
— 포시포시 (@harukaze5719) 2020年11月6日
そして、Overclock.netに投稿された情報によると、GIGABYTEのX370マザーにZen 3を完全にサポートしたBeta BIOSが存在するとのこと。PCIe 4.0は無効になっている以外は正常だそうです。
これは実質的にX370やA320でも、マザーボードメーカーによっては対応するBIOSが登場するということなのでしょう。AMD公式のサポートがないのにそんなことしてもいいのかな?とは思うんですけど(ASRockのBFBといい マザボメーカー自由すぎでは。。。そっちのほうが楽しいですけど)。
ただし、ROMの容量的にRyzen 5000シリーズ対応のBIOSを導入すると、Ryzen 1000シリーズなどの旧製品のサポートが削除されるとのこと。ただ、Ryzen 5000用にBIOSをアップデートするなら、旧製品のサポートはさほど重要ではないので問題はないでしょう。