錦です。
ExcutableFix氏とBullsh1t_Buster氏によると、Zen 3の後継となるZen 3+世代のメインデスクトップシリーズ「Warhol」がキャンセルされた可能性があることがわかりました。
I've not seen anything on Warhol. Only that roadmap has mentioned it. Even Phoenix has already been leaked from different places... You can draw your own conclusion based on that 🧐
— ExecutableFix (@ExecuFix) 2021年4月27日
AMD Warhol is cancelled.
— Bullsh1t_Buster (@Bullsh1t_buster) 2021年4月27日
Yes there's no more Warhol to be launched this year.
Zen3 XT Refresh eta is here but not soon.
ExcutableFix氏は「Warhol」が現行の「Vermeer」の後継として予定されていることはわかっているが、「Warhol」の後継である「Raphael」のリークが多数出ているのにも関わらず「Warhol」の情報が一切出てこないことを挙げ、キャンセルされたことを示唆しました。
Bullsh1t_Buster氏は、「Warhol」がキャンセルされたと明確に書いてあります。同氏のツイートにはZen 3+の代わりの情報もあります。
Zen 3+世代は、TSMC 6nmプロセスを用いて製造される世代とされています。AM4ソケットをサポートする最後の世代で、既出の情報ではCPUシリーズはAM4ソケットのままなものの、APUシリーズはAM5ソケットになりDDR5のサポートが追加されるとされていました。しかし、今回のキャンセルが正確な情報だとするならばRyzen 5000シリーズが最後のAM4ソケット対応製品になります。
Zen 3 XT
Zen 3+は計画の途中で中止されましたが、実質的に次に登場するデスクトップ向けCPUは「Vermeer Refresh」ということになるそうです。
Refreshと書いてあるようにRyzen 5000シリーズ「Vermmer」のリフレッシュ版になっています。昨年「Matisse Refresh」が登場したようにRyzen 5000XTシリーズになる予定です。このシリーズでは、Ryzen 5000Xシリーズからクロックを向上した製品が登場するはずです。
「Vermeer Refresh」は直近では登場する予定がないとされています。個人的には今年の後半、年末の登場になると思いますが。少なくとも2021年に新しいアーキテクチャを採用したAMDのCPU製品が投入されることはなさそうです。
世代はどうなるんだろうか
ここから先は私の疑問ですが、Ryzen 6000シリーズとして計画されてきたものがキャンセルされました。ただ、今回の情報「Warhol」のキャンセルだけなんですよね。APUシリーズとなる「Rembrandt」のキャンセルには触れられていません。Zen 3+がキャンセルになったのか「Warhol」だけがキャンセルになったのかが気になります。
あと、もしも「Rembrandt」もキャンセルになっていたとするならば、Zen 4世代は7000番台になるのでしょうか、それとも6000番台になるのでしょうか。これは今後の情報に期待ですね。。。
via Wccftech