錦です。
MojangとMicrosoft、NVIDIAは、Windows 10版Minecraftにてレイトレーシングと、DLSSに対応したことを発表しました。
レイトレーシング対応のMinecraftは、今年春からベータ版が提供されてきましたが、この度正式リリースになりました。レイトレはパックという形で配信され、Minecraftのゲーム内ストア「MarketPlace」で配信されます。
また、NVIDIA GPUでは、Deep Learning Super Sampling(DLSS)というAI技術がサポートされ、少ないピクセルから高解像度のグラフィックスを生成できます。これによってゲーム性能が全体的に向上します。
対応するPC環境
レイトレーシング対応Minecraft RTXをプレイするには以下の要件を満たしたPCが必要と案内しています。
- Core i5以上あるいはそれと同等のCPU
- NVIDIA GeForce RTX 20/30シリーズ
- Quadro RTXシリーズ
- NVIDIA RTXシリーズ
- AMD Radeon RX 6000シリーズ
- 8GB以上のRAM
- Windows 10 64bit
- Minecraft v1.16.200以降
DLSSを利用するにはNVIDIA GPUが必要ですが、レイトレを利用するならAMDのRDNA 2 GPUでも大丈夫みたいです。それ以外のスペックは、割と普通というか、ある程度のスペックとDXR対応GPUさえあれば使えるみたいですね。
NVIDIA GPU向けには、Minecraft RTXに対応したGame Ready Driver v460.79が配信されています。このドライバのバージョンでは、Cyberpunk 2077のサポートが含まれています。AMD Radeon向けにも同日に「Adrenalin 2020 20.12.1」がリリースされていますが、こちらではMinecraft RTXのサポートは案内されていません。しかし、最新のドライバを適用することをおすすめします。