錦です。
Notebookcheckがモバイル向けRDNA 2 GPU「Radeon RX 6600M」と「Radeon RX 6700M」の情報を公開しています。
RX 6600M | RX 6700M | |
---|---|---|
CU数 | 28 | 36 |
SP数 | 1792 | 1304 |
メモリ | GDDR6 | GDDR6 |
消費電力 | 50~100W | 90~135W |
リリース状況 | リーク | リーク |
現段階で確認できる情報はこの通りになっています。
少し気になったというか、最近のトレンドになっているのかなと思うんですけど、どうやらモバイル向けRDNA 2もcTDPによる多段階クロック仕様になっているようで、RX 6600Mが50~100Wで、RX 6700Mが90~135W内で多段階設定になっているようです。
GPU自体の仕様として、RX 6600Mが28 CU/1792 SPに、RX 6700Mが36 CU/1304 SPにそれぞれなっています。デスクトップ向けRadeon RX 6700 XTが40 CU/2560 SPであると噂されていることを見ると、その小規模版になっているように見えます。使用されているGPUコアについては不明で、RDNA 2アーキテクチャのものであるということしかわかりません。Navi 22かNavi 23と考えるのが妥当(というかRX 6700Mは間違いなくNavi 22でしょう)。
メモリについても容量がわかりません。Navi 22を採用しているとするのならばメモリインターフェイスは192bitなので、12GB or 6GBだろうというのが予想できますが。ただ、今後RX 6800MのようなGPUが控えていない可能性を考えると、8GB積んでてほしいところではありますが、そもそもRX 6700Mの競合ってRTX 3060なんで6GBなのかなと。メモリタイプはGDDR6。
今後期待したいところはNavi 21を使ったRX 5800MのようなGPU。RTX 3080に対抗して16GBくらいのvRAMを搭載してこないかなと思っていますが、どうなんでしょうか。あと、Apple Silicon×RDNA 2ってあり得るのかどうかもきになります。