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Radeon RX 6600が正式発表 ~ TBPは132Wで450W電源のシステムでも利用可能

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錦です。

AMDは、ミドルレンジ向けのGPURadeon RX 6600」を正式に発表しました。

Radeon RX 6600

Radeon RX 6600は、AMDの最新のGPうラインナップRadeon RX 6000番台のミドルレンジ向けのモデルです。RDNA 2アーキテクチャを採用し、Radeon RX 6600 XTの下位モデルにあたるものになります。

ほかのRDNA 2と同様に、CPUがvRAMにアクセスできる「Smart Access Memory」や、「Infinity Cache」、レイトレーシングにも対応します。

具体的な仕様は次のとおり。

RX 6600 RX 6600 XT RX 6700 XT RX 6800 XT RX 6900 XT
コア Navi23 Navi 23 Navi 22 XT Navi 21 XT Navi 21 XTX
トランジスタ 110億 110億 172億 268億 268億
CU数 28 32 40 72 80
SP数 1792 2048 2560 4608 5120
レイアクセラレータ 28 32 40 72 80
ゲームクロック 2044MHz 2369MHz 2424MHz 2015MHz 2015MHz
ブーストクロック 2491MHz 2589MHz 2581MHz 2250MHz 2250MHz
メモリ 8GB
GDDR6
8GB
GDDR6
12GB
GDDR6
16GB
GDDR6
16GB
GDDR6
Infinity Cache 32MB 32MB 96MB 128MB 128MB
メモリバス 128bit 128bit 192bit 256bit 256bit
帯域幅 224GB/s 256GB/s 384GB/s 512GB/s 512GB/s
メモリ速度 14Gbps 16Gbps 16Gbps 16Gbps 16Gbps
消費電力 132W 160W 186-211W 300W 300W
リリース状況 今月登場 発売済み 発売済み 発売済み 発売済み
価格 329ドル 379ドル 479ドル 649ドル 999ドル

GPUコアはRadeon RX 6600 XT同様にNavi 23を利用しているものとみられます。

消費電力(TBP)は132Wとなっており、シングルファンカードも登場することになると思います。また、システムの推奨電源容量は450Wとなっており、スリムPCなどのアップグレードにも使えそうな感じです。

メモリは、8GB GDDR6となっていますが、6600 XTよりは仕様が若干抑えられており、メモリ帯域は224GB/s、速度は14Gbpsとなっています。Infinity Cacheは32MB。こちらは6600 XTと同様です。

性能

公式としての、半制度演算性能は17.86 TFLOPS、単精度演算性能が8.93 TFLOPSとなっています。

RX 6600は、ミドルレンジらしく1080p(フルHD)解像度向けのGPUとなっており、フルHDの最大設定で以下の性能が出るとしています。

FPS
Asssins Creed
Valharlla
79 FPS
Battlefield 5 142 FPS
Call of Duty:
Black Ops Cold War
95 FPS
DEATHLOOP 85 FPS
Far Cry 6 91 FPS
Hitman 3 114 FPS
Resident Evil Cillage 145 FPS
World War Z
Aftermath
175 FPS

Smart Access Memory有効時で、全世代の競合製品GeForce RTX 2060と比較して23%の性能を向上したとのことです。

AMDによると、GeForce RTX 3060と同等の性能を持ちながら、消費電力が少ないというのも特徴として挙げられており、RTX 3060と比較して、1.1倍~1.5倍の電源効率があるとしています。

Windows 11

Windows 11については、発売に合わせて対応ソフトウェアやドライバが公開されており、Windows 11で新たにサポートされた各種機能やRadeonの機能はWindows 11でも利用可能だとしています。

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