錦です。
Windows 11の話です。PC Watchによると、Windows 11のアップグレードに関する仕様の一部が明らかになりました。
Windows 11への無償アップグレードについて
まず、Windows 11への無償アップグレードは、そのマシンがWindows 10である必要があることが明らかになっています。Windows 10の無償アップグレード時のように、Windows Vista/7/8/8.1のように多バージョンには対応せず、サポートが継続しているWindows 8.1やESUでWindows 7のサポートをつないでいてもWindows 11には無償アップグレードできません。
また、Windows 10を11にアップグレードするなら、Win10のバージョンをv1909(November 2019 Update)以降にアップデートしておく必要があります。
Windows 11の互換性の話は、昨日今日で数回しているので割愛します。
v21H2
そして、Windows 11とほぼ同時期に登場することになる、Windows 10の次期大型アップデート(機能更新プログラム)である「v21H2」にはWindows 11の一部の機能が実装されるとのこと。その具体的な内容は明らかになっていませんが、久々に少しばかり大きめのアップデートになることがわかります。
Windows 11もv21H2も同時期に無料でリリースされるバージョンですので、どちらを選んだ方がいいかですが、Microsoftはv21H2からWindows 11にアップグレードすることもできるとしており、まずWin10のままv21H2にアップデートして、その後Windows 11に対応できる環境が整ったらWindows 11にアップグレードするということも可能です。
無論、v21H1は来年末、v20H2は来年5月までサポートが続くので、そのバージョンで待機するのも可です。
Windows 10は少なくとも2025年10月14日まではサポートが続くので、それまではWindows 11への以降準備期間とも言える期間になります。
なお、Windows 11がリリースされた来年以降、Windows 10にも引き続き品質向上プログラムが提供されることは分かっているものの、年2回の大型アップデートである機能更新プログラムが提供されるかは不明です。