錦です。
Appleは、米国のストアでiPad第8世代と、iPad Pro 2020モデルの整備済製品の販売を開始しました。
整備済製品
整備済製品は、発売段階で初期不良等があったなどの理由によって、Appleに返品されたものを、Appleがバッテリーを交換するなど再整備して、新品よりも若干安い値段で販売するものです。パッケージが簡素化されていますが、基本的には新品同様となっており、サポートも新品と同様のサポートを受けることができるほか、Apple Care+の対象にもなります。
各製品の特徴
iPad 第8世代
iPad 第8世代は、2020年9月に登場した無印iPadで、iPadの最下位モデルでもありますが、最もコスパのいいモデルでもあります。現行モデルです。
SoCにApple A12 Bionicを搭載しており、ニューラルエンジンを搭載しているなど、普段遣いする分にも十二分だと思います。大学生などをターゲットしている製品です。ディスプレイは10.2インチのLCDです。
Apple Pencil(第1世代)や、Smart Keyboardにも対応します。
ストレージ展開は、32GBと128GBとなっています。32GBモデルのWi-Fiモデルが279ドル(30,900円)、セルラーモデルは389ドル(43,100円)です。
128GBモデルのWi-Fiモデルが359ドル(39,800円)、セルラーモデルが469ドル(52,000円)となっています(カッコ内はすべて本稿執筆時点でのレートを参照しつつ、大雑把に省略しています)。
iPad Pro 2020
iPad Pro 2020モデルは、2020年3月に登場したiPadの最上位モデルです。プロ向けのモデルです。
SoCには、8コアCPUと8コアGPUを搭載した「Apple A12Z」が搭載されており、Apple M1を除く全てのApple SoCの中で最も性能の良いSoCとなっているSoCです。M1 iPad Proが登場した現時点でも十分な性能を持っています。
また、カメラは12MPの広角に加えて10MPの超広角カメラの2眼構成となっている他、LiDARスキャナを搭載しています。
Apple Pencil(第2世代)や、Smart Keyboard Folioに加えて、iPad用のMagic Keyboardにも対応します。また、物理ポートにはUSB TypeCを搭載しています。
ストレージ展開と価格は次のとおりです。