錦です。
GIGABYTEは、同社のIntel Z690マザーボード向けに、Intelの最新プロセッサラインナップ第12世代Core「Alder Lake」で発生している、DRMに由来する不具合でゲームがクラッシュする問題について修正するツール「GIGABYTE DRM Fix Tool」を公開しました。
問題の経緯
今回発生している問題は、Windows 10/Windows 11にて、Alder Lake-SのIntel Hybrid Technologyに由来するもので、PコアとEコアという2つのコアが搭載されている関係から、著作権の保護機能であるDRMが2つのプロセッサがあると誤認しゲームの起動を妨害してしまうというものです。
Microsoftは暫定的な措置方法を公開していますが、根本的な解決には至っていません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
解決ツール
「GIGABYTE DRM Fix Tool」は、Windowsで動作するユーティリティツールであり、Eコアを簡単に無効化する事ができます。Eコアを無効にするため、電力効率や一部のパフォーマンスが低下することが懸念されますが、DRMはPコアのみの一つのプロセッサと認識できるため、今回の問題を回避することができます。
このツールを利用するには、最新のBIOSが必要とされており、各マザーのBIOSはGIGABYTEのサイトから入手することができます。