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Microsoft、CPU介さずロードすることでロードを高速・軽量化した「DirectStorage」をWindows 10/11に導入

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錦です。

Microsoftは、ゲームのロード時間を短縮するAPI「DirectStorage」をWindowsに導入することを発表しました。

DirectStorage

ゲームのロードには基本的に、CPUを介して解凍するという処理が必要でしたが、ストレージ技術が進化して毎秒数GBという巨大なデータを読み書きできるようになったため、メモリに直接データを展開することができるようになりました。それが、「DirectStorage」APIです。

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DirectStorageを用いたロードの流れ(出典:YouTube

具体的には従来、ストレージからvRAMへのロードはストレージ→メインメモリ→CPU(解凍処理)→メインメモリ→GPUメモリという流れだったのをDirectStorageを用いれば、ストレージ→メインメモリ→GPUメモリとCPUを介さずにロードすることができます。

これによりCPUの負荷を軽減することができる他、ロード時間も短縮されるという仕組みです。

この仕組は、Xbox Series X/Sにも導入されている他、類似システムがPlayStation 5でも導入されています。

対応

対応するためには、ゲーム側の対応が必要になります。

現在Microsoftでは、NugetにてAPIを配布している他、MicrosoftのGitHubでもサンプルコードが公開されています。

対応するOSはWindows 11と、v1909以降のWindows 10です。

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