Nishiki-Hub

国内外のPC/PCパーツ/スマホ/Appleなどの最新情報を取り上げています

Zen 4 APUとdGPUが搭載可能になった「Framework Laptop 16」の予約が開始 〜 ヒンジからキーボードから基盤までなんでも交換できるPC

Framework Computerは、3月に発表されていた「Framework Laptop 16」の予約を開始したことを発表しました。日本では購入できません。

Framework Latptop

Framework Laptop 16(出典:Framework Computer )

Framework Laptopは、メモリやストレージだけでなく、CPU/APUを搭載しているメインボード、カメラ、ディスプレイ、筐体、更にはヒンジやキーボードまで、パソコンを構成する各コンポーネントを換装できるパソコンです。以前まで修理のしやすさを10点満点のスコアで示していたiFixitは満点評価するなど高い柔軟性・修理性を誇っています。

Framework Laptopはコレまで13インチモデルの「Framework Laptop 13」がありましたが、今年の3月に「Framework Laptop 13」のアップデートと共に16インチの「Framework Laptop 16」が発表されました。

Framework Laptop 16

「Framework Laptop 16」は16インチとなり強化されたモデルです。

GPUとCPU

最大の特徴はdGPUを搭載できるようになったことで、今回は「Radeon RX 7700S」(32CU/100W/8GB GDR6)が選択できるようになっています。現時点で選択肢は少ないですが、今後増えていく見込みです。

dGPUの搭載場所は排気部分で、背面の後方部分に搭載されます。ここにはPCIe接続があるため、GPUだけでなく対応させればアクセラレーターやストレージなども搭載可能です。Framework Laptopはこのモジュールに限らず、全てのモジュールのモデルが公開されているため自分でモジュールを開発し使用することが可能です。

CPUにはPhoenixこと「Ryzen 7040」シリーズが選択できます。Phonenixは、Zen 4 CPUとRDNA 3 GPUを搭載しており、dGPUなしモデルにしたとしても高い性能を発揮できることが予想できます。

選択可能APUは「Ryzen 7 7840HS」(最大5.1GHz/8C16T/24MB)と「Ryzen 9 7940HS」(最大5.2GHz/8C16T/24MB)。

メモリとストレージ

メモリはSO-DIMMのDDR5に対応。こちらも換装可能で、2スロット用意されています。カスタムでは最大64GB搭載可能です。

SSDについては、Western DigitalのSN850X/SN770/SN740Sが選択可能ですが、M.2スロットは2基用意されており、自分で搭載する事が可能です。PCIe 4.0に対応します。

外部接続

そして、これまた換装可能な物理インターフェイスについてですが、Framework Laptop 13と同じモジュールで、Framework Laptop 13では両側に2つずつ計4つに加えて3.5mmイヤフォンジャックだったのが、Framework Laptop 16では、イヤフォンジャックもモジュール化された上で左右に3つずつの6モジュールになっています。

Wi-Fi 6EとBluetooth 5.2に対応します。

キーボード

Framework Laptop 13でもキーボードをカスタマイズすることは可能でしたが、Framework Laptop 16では取り外しが簡単になり、そしてテンキーのつけ外しが可能になりました。動画を見ていただいたほうが早いのでまずは公式映像を。

つまり、テンキーレスのキーボードを中央に寄せるという使い方ができる他、それを左にずらして、右側にテンキーを設置する事が操作中に簡単に行うことができます。これはキーボードモジュールとテンキーモジュールだけでなく、テンキーモジュールよりも更に小さいモジュールサイズも提供されます。この小さいサイズのモジュールでは、動画内のようにテンキーがない上位での左右の余白を埋めるLEDが提供されるほか、ハプティックスライダーなども構築可能としています。

また、これらの入力モジュールについては、Raspberry Pi RP2040マイクロコントローラーで実行されるQMKキーボードソフトウェアに基づくオープンソースファームウェアも提供されています。つまり自作さえしてしまえば、ディスプレイを配置したり、電子インクの画面を配置したり、プログラマブルキーボードを配置したりできます。

入力モジュールは大中小の3つのサイズに対応しており、動画や説明を見る限り、大モジュール+中モジュール、あるいは大モジュール+小モジュール2つが使えるみたいです。

さらに、セキュリティのため、WindowsLinuxに対応した指紋センサを搭載しています。

筐体

筐体はマグネシウム合金と機械加工されたアルミニウム部品で構成されています。

サイズは、17.95x20.95x21mm程度。重量は2.1kgでGPUを搭載すると2.4kgとなります。

価格

価格は、自分で組み立て、Windowsが付属しないDIY Editionが1399ドル〜、Windowsが付属しすでに組み立てられてるPre-buildが1699ドル〜となっています。大体4半期での提供となるようです。

なお、日本ではまだ発売されていません。

関連リンク