Intelは、「Core i」のうちiを廃止して「Core」と「Core Ultra」ブランドに変更することを発表しました。
Coreブランド
intelは2006年初頭にCoreシリーズを発表して以降、「Core」「Core 2」「Core i」とブランドを展開してきました。現在に至るまで、Core iブランドは継続して使用されており、最新世代はRaptor Lakeとなっています。
新しい命名法則・ブランドは、Core iブランドを廃し、新たに「Core」ブランドと「Core Ultra」ブランドで展開することを明らかにしました。新しいブランドは、Meteor Lakeから展開されます。
Core UltraはCore Ultra 5/7/9、Coreは3/5/7が用意され、Ultraは最先端のクライアントプロセッサ向けに、Coreブランドはメインストリームのプロセッサ向けに展開されます。
世代が廃止
また、これに合わせて「第13世代」などの世代での紹介がなくなり、世代は型番の中でだけ存在するようになります。これまでであれば「Raptor Lake」をIntelが発表するとして「第13世代 Raptor Lake」などという単語を使っていました。しかし、これから先はこの「第x世代」という単語を廃止し、実質的に世代を廃止しました。ただ、プロセッサの型番では、引き続き世代を表すとのこと。これはプロセッサ型番の上位2桁がこれまでも世代を表していたことに由来します。
Intelとしては世代に依存せず、最適な製品を選択してほしいという意志が見えます。同様の命名法則の変更はAMDも行っています。