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Qualcomm、「Snapdragon 7+ Gen 3」を発表 ~ オンデバイス生成AIへの対応や、15%性能向上のCPUと45%性能向上のGPUが搭載

3行まとめ

Qualcommは、メインストリーム向けのモバイルSoC「Snapdragon 7+ Gen 3」を発表しました。

Snapdragon 7+ Gen 3

「Snapdragon 7+ Gen 3」の詳細(出典:Qualcomm

「Snapdragon 7+ Gen 3」の目玉となる新機能は、オンデバイス生成AIへの対応が挙げられます。新たに、Baichuan-7B、Llama 2、Gemini Nano、Zhipu ChatGLMなどのLLMをオンデバイスで実行する事が可能になりました。

CPUは、2.8GHzで駆動するCortex-X4のプライムコアを1コア、2.6GHzで駆動する高性能コアを4コア、1.9GHzで駆動する効率コアを3コア搭載しており、性能が前世代と比較して15%向上しています。

GPUについては、新たにGeme Post Processing AccelerratorやAdreno Frame Motion Engine 2などのSnapdragon Elite Gaming機能への対応も行われ、Snapdragon 8と遜色ない機能となっているようです。性能についても45%の向上があり、おそらく最も進化した点であると思われます。

ISPも強化され、18bitに対応する上、200MPや108MPのシングルカメラに対応する他、最大36 MPのトリプルカメラをサポートしています。

ワイヤレス部分では、最大5.8 Gbpsを実現するWi-Fi 7や、Bluetooth 5.4に「FastConnect 7800」を搭載しています。

モバイル通信では、Snapdragon X63モデルを搭載し、下り最大4.2 Gbps、上り最大3.5 Gbpsを実現しています。

搭載デバイス

「Snapdragon 7+ Gen 3」の搭載デバイスは、OnePlus、realme、SHARPなどの主要なOEMによって最初に採用され、今後数ヶ月以内に発表・発売される予定です。

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