Ubuntuを開発・提供しているCanonicalは、「Ubuntu Pro」に加入しているエンタープライズ向けの顧客に対して「Legacy Support」アドオンを提供し、10年間のサポートに2年間のサポートを追加し、計12年間のサポートを提供することを発表しました。
Ubuntu Pro
Canonicalは、エンタープライズの需要に向けて、様々なサポートを追加した「Ubuntu Pro」を提供しています。その機能の中には、通常5年間のサポートを提供しているところ、Ubuntu Proでは、これまで10年間のサポートを提供していました。
しかし、今回発表されたリリースによれば、新たに提供される「Legacy Support」アドオンを有効にすることによって、新たに2年間のサポートが提供されます。このアドオンは2024年4月にサポートを終了するUbuntu ProのLTS 14.04から対応しており、LTS 14.04は2026年までサポートされることになります。
このことから考えると、来月リリースされるUbuntu Pro状態のLTS 24.04は2036年までサポートされることになります(いや、12年後って2036年か、遠いような気がしてたわ)。