Intelは「Thunderbolt Share」を発表しました。
Thunderbolt Share
Thunderboltは、IntelとAppleが開発しているハイエンドな汎用シリアルバス規格です。
Intelが今回発表したThunderbolt Shareは、PC間を接続し、画面・キーボード・マウス・ストレージ・ファイルを共有できるようになる新機能です。
この機能では、Thunderbolt 4あるいはThunderbolt 5を搭載した認定デバイスにて、PC間の高速かつ効率な接続を提供し、これまでのようなデータ転送だけでなく、Thunderboltを通じて、画面・キーボード・マウス・ストレージ・ファイルを共有できるようになります。
例えば、Thunderboltで認定デバイス間を接続することによって、デバイス間でキーボードやマウス、ディスプレイを共有する事ができる他、他PCへのストレージへもアクセス可能になるようで、データの同期や、D&Dでのデータ共有、データ転送も可能になります。また、接続したPCに対して映像出力も可能になることから、例えば、他のPCのディスプレイを外部モニターのように使用することもかのうであるとのこと。
感じとしては、MacのUniversal Controlに近いものがあるでしょう。
接続はThunderboltであればThunderbolt Shareが利用可能で、直接つなぐとしても、ドッキングステーション経由やThunderboltディスプレイ経由で接続しても機能します。
現状、この機能はWindowsに向けて提供されるとのことで、認定製品には専用のソフトウェアが付属するとのことです。
認定製品は、MSI、Lenovo、Acer、Razer、Kensington、Belkin、Promise Technology、Plugableから登場するとのことです。デバイスベンダーだけでなく、周辺機器のベンダーも含まれていることから、ドッキングステーションやディスプレイなどにも認定が必要なのかもしれません。