Microsoftは昨夜のイベントにて、Qualcommの最新PC向けSoC「Snapdragon X」シリーズを搭載した「Surface Pro」と「Surface Laptop」を発表しました。
新型Surface
新型Surfaceはともに「Coplilot+ PC」とされています。ともに「Snapdragon X」SoCを搭載しており、45 TOPSのHexagon NPUとパッケージ全体で75 TOPSのAI性能を有しています。これは、同時にMicrosoftが定義した次世代AI PCの要件である40 TOPSを満たします。
Surface Pro
2-in-1ラインナップである「Surface Pro」は、新ラインナップでは「Surface Pro 11th」と「Surface Pro with OLED」の展開となっています。
「Surface Pro 11th」は、2,880 x 1,920ピクセル液晶の13インチPixelSense Flow Display(最大600cd/m2 1000:1)を搭載しています。SoCには「Snapdragon X Plus」を搭載しており、メモリは16GBのLPDDR5xとなっています。
「Surface Pro with OLED」は、2,880 x 1,920ピクセルOLEDの13インチPixelSense Flow Display(最大900cd/m2 1200:1)を搭載しています。SoCには「Snapdragon X Elite」を搭載しており、メモリは16GBあるいは32GBのLPDDR5xとなっています。
その他の仕様は基本的に共通となっており、ストレージは256GB・512GB・1TB展開で、取外し可能なPCIe 4.0 SSDとなっています。
カメラは、前面と背面両方に搭載されており、前面は1440pQHDカメラとなっているほか、Windows Studioの各機能に対応しています。またWindows Helloにも対応しています。背面は10MPカメラとなっています。
外部接続は、USB4が2ポート搭載されており、Surface Connect・Surface Proキーボード専用ポート、NanoSIMスロットが搭載されています。ワイヤレスではWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しています。
価格は207,680円から、予約がすでに始まっています。
Surface Laptop
クラムシェル型ラインアップである「Surface Laptop」は、新ラインナップでも13インチと15インチの展開となっています。仕様上はSurface Proよりも上位にもできます。SnapdragonがSurface Laptopに搭載されるのはこれが初めてです。
SoCは、13.8インチモデルが「Snapdragon X Elite」と「Snapdragon X Plus」から選択可能で、15インチモデルは「Snapdragon X Elite」のみ選択できます。メモリは、16GB/32GB/64GB LPDDR5xで、ストレージ展開はSurface Pro同様、取外し可能なPCIe 4.0 SSDの256GB/512GB/1TBから選択できます。
ディスプレイは、13.8インチが2,304x1,536ピクセルディスプレイ、15インチが2,496x1,664ピクセルとなっており、ともに120Hzリフレッシュレートとなっています。
外部接続は、USB4が2ポート搭載されており、Surface Connect・Surface Proキーボード専用ポート、NanoSIMスロットが搭載されています。ワイヤレスではWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しています。
価格は207,680円から、予約がすでに始まっています。