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Microsoft、次世代AI PCの要件を発表 ~ ほとんどの場合、対応には買い替えが必要

3行まとめ

Microsoftは、Buildにて次世代AIデバイスの要件を策定し、発表しました。

AI PCの要件

AI PCの要件は、Windowsをインストールするのに必要な要件ではなく、WindowsのAI機能を利用するのに必要な要件となります。Copilot+ PCという名称が同時に登場していますが、サポートページでは用いられていません。ただ、同義であると思われます。

もし同義であれば、Windows Copilotがローカルで動くPCの基準ということになります。

要件

  • 承認されたリストのプロセッサまたはSoC
  • 16GB以上のDDR5あるいはLPDDR5
  • 256GB以上のSSD/UFS

承認されたリストについては、まだ公開されていませんが、説明自体はされており、単体で40 TOPSの性能を持つNPUを内蔵するプロセッサとしています。これを現状満たしているのは「Snapdragon X Elite」と「Snapdragon X Plus」のみです。それを除けば、今年後半にIntelが45 TOPSの「Lunar Lake」を投入しますし、AMDも40 TOPSを超えるRyzen AIを搭載した新しいRyzen APUを投入する予定となっています。

なお、GPUのNPU(NVIDIAのTensorコアなど)のように、外部からの外付けについては規定されておらず、おそらく認められていないものであると見られます。

Microsoftは、ほとんどのシナリオで新しいハードウェアが必要であると述べています。

多分ですけど、10年後とかの先は知りませんが、これに対応しないとWindowsアップデートできない・・・みたいなのはないんじゃないですかね(それやったらデスクトップ壊滅しますし)。

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