錦です。
Appleは2008年度から半導体メーカーを多く買収しています。それらは主にiPhone iPadに搭載されるAプロセッサシリーズに活用されているとされていますが、今年のiPhone8/8Plus/Xに搭載されたA11BionicチップがMacBookProに搭載されるi5プロセッサと互角になっていることが話題になりました。
Macは、2006年よりIntelプロセッサを搭載しています。特に2010年のMacProには、Intel最高のプロセッサ「Xeon」が搭載されたり、来月にはIntel Xeon E5 の最大18コアのiMacProも発売されます。
そうした中で、Appleには噂がたっています。それが「来年のMacから自社製造のプロセッサにするのでは」ということです。
前までは、Intelのプロセッサが常に上に立っていましたが、AMDのRyzenや、AppleのAシリーズなどの台頭により、IntelもCore iシリーズで18コアという脅威のスペックを持つプロセッサを発売しました。
Appleが自社製造プロセッサに変えたところでMacの信頼が落ちる可能性が高い
A11プロセッサが脅威のスコアを出したことはAndroid界隈にも衝撃を走らせました。ARMプロセッサが、x86の最新鋭に追いついたというのは脅威であり、Snapdragonなどを刺激しました。
しかし、あくまでA11が追いついたのはi5の最下位であり、OSもiOSでの計測となっています。
この世の中で比較的に軽い(互換的に)macOSやiOSですが、macOSもPCOSであり、モバイルOSのiOSとは異なります。
A11をmacOSでスコアを出すと実際には低くなると思います。
そうした中では、Intel i5シリーズは衰退し、Intel i7と共に次はi9を投入してくるかも知れません。
ですが、実際にAシリーズがCore iに追いついて来ているのは確かで、macOSでの互換の取り方、RAMやハードとの互換を改良して行けば、Aシリーズがi7並のスピードを出す日もそう遠くはないかもしれません。
少なくともあと2,3年はi7プロセッサが残るのでは
先程から書いている通り、Aシリーズは現状でCore iに変わる勢力としては弱いです。もしここでMacのプロセッサをARMのAシリーズに変えたところで、x86上位の替えにはならないと思います。
Appleが別のプロセッサを開発してたり、iPadPro第三世代に搭載される可能性のある「A11X」が正しければA11Xだけでもi5に変わる勢力にはなりますが。