Appleは新型「iMac」を発表しました。
M4を搭載
新しいiMacの最も大きな変更点は「Apple M4」を搭載している点です。
SoCのラインナップは、
- 8コアCPU(4P4E)と8コアGPU
- 10コアCPU(4P6E)と10コアGPU
の2ラインナップとなっています。
M4は38 TOPSのNeural Engineを搭載しており、Apple Intelligenceに最適化されています。
詳しくは以下より。
「Apple M4」の詳細な仕様と考察 - Nishiki-Hub
メモリ
メモリは120GB/sの帯域で駆動します。128-bitインターフェイスでLPDDR5-7500を採用していると見られています。
iPad Proでは8GBラインナップが用意されましたが、Macでは16GB・24GB・32GBの3ラインナップとなっており、Macとしては初めて最下位グレードのメモリ容量が16GBとなりました。
動的にメモリを開放し、使用する分のメモリを確保するDynamic Cachingを搭載しています。
GPU
GPUはM3と同じものとなっています。
ハードウェアレイトレーシングやメッシュシェーディングなど、Metal 3の機能をフルでサポートしています。
AAAタイトルに対応しています。
ディスプレイ
ディスプレイは引き続き4,480 x 2,520ピクセルの24インチ4.5KのRetinaディスプレイを搭載しています。
そして、10コア版のM4を選択すると、Nano-textureガラスに変更できるようになっています。
接続性
物理接続は、8コアCPUのM4と10コアM4でやや異なっています。
共通して、ハイインピーダンスヘッドフォンに高度に対応した3.5mmイヤフォンジャックが搭載されています。
8コア版のM4では、2基のThunderbolt 4 / USB4ポートとなっており、ギガビットイーサネットポートはオプションとなっています。
10コア版のM4では、4基のThunderbolt 4/ USB4ポートとギガビットイーサネットポートが搭載されています。
本体ディスプレイとともにサポートされる出力は、8コア版は最大6K60Hzを1基をサポート、10コア版は最大6K60Hz 2基あるいは8K120Hz 1基をサポートしています。注目すべきはM4レベルのSoCで初めて3画面出力がサポートされているという点です。
なお、ギガビットイーサネットは一部カスタムでは省略されます。
ワイヤレスは、Wi-Fi 6EとBluetooth 5.3に対応しています。
カラーラインナップ
iMacのカラーラインナップは、ブルー/パープル/ピンク/オレンジ/イエロー/グリーン/シルバーとなっています。
発売と価格
発売は11月8日から。
価格は198,800円〜となっています。
同梱されるMagic Keyboard、Magic MouseなどはLightningポートからUSB-C給電に変更されています。