錦です。
一昨日、Windows 10 May 2019 Update(1903)がリリースされましたが、早速インストールしてみたのでレビューです。
インストール環境
当記事の不具合などは、特定の環境下でのみ発生している場合があります。ほかの環境下では再現できない問題もありますし、逆に問題が発生する可能性もありますので、信じ込むのではなく、複数の記事を見て判断するようお願いします。
- CPU Intel Core 2 Quad Q9450(4C4T 2.66GHz)
- GPU GeForce GTX 750 GDDR5-1GB
- RAM DDR2-800 2GB×4
- SSD Samsung 840 120GB
- HDD1 Hitachi HDT721010SLA360 1TB
- HDD2 WDC WD5000AAKS 500GB
- 元バージョン Windows 10 Pro 1809
インストール
データ損失・破損などといった、インストール中の問題は発生しませんでした。
問題なくインストールできました。
サンドボックスの利用には条件が
Windows 10 May 2019 Updateには「Windows サンドボックス」という機能が存在します。
この機能は、仮想的なWindowsをWindows 10上で動作させることで、不審なアプリを、デバイスに悪影響を出さずに検証できるといった機能です。利用には以下の条件を満たす必要があります。
- Windows 10 Pro以上のエディション(Pro、Enterprise、Pro for Workstation)
- CPUが第二レベルのアドレス変換機能(SLAT機能)がついている
- AMD64 CPU(x64アーキテクチャIntelとAMDのプロセッサ)
- 最小4GBメモリ
- 最小1GB ストレージ空き
- 最小2コア
動作が早くなった気がする
個人的には、Chrome・設定・タスクマネージャー・AviUtlなどのアプリの起動速度が上がった気がします。
性能が上がったというよりも、ストレージの読み込み速度が速くなった気がします。
また、読み込みに時間がかかっていた「ダウンロード」フォルダの表示速度は格段に上がりました。
既知の問題も
個人的には、まだ実感はしていませんが、Microsoftによると既知の問題が12件ほど発生しているようです。
- ディスプレイの明るさを調整できない
- “Dolby Atmos”ヘッドフォンおよびホームシアターでオーディオが機能しない
- ユーザープロファイルディレクトリに表示されるフォルダーとドキュメントが重複する
- 外付けUSBデバイスまたはメモリカードを接続してアップデートしようとするとエラーが発生する
- Bluetoothデバイスを検出もしくは接続できない
- 夜間モードが適用されない
- 「Intel Display Audio」がバッテリーを過剰に消費する
- 「カメラ」アプリが起動できない
- Wi-Fi接続が断続的に失われる
- AMD RAIDドライバーの非互換性問題
- D3Dアプリケーションおよびゲームが回転ディスプレイで全画面モードに入らない
- 古いバージョンの「BattlEye」アンチチートソフトとの非互換性問題
引用:窓の杜
一部の不具合には、回避策があるようです。詳しくは窓の杜の記事をご覧ください。