錦です。
Patrick Schur氏が、Ryzen 7000シリーズのAPUについて言及しています。
Raphael / RPL / A60F00 / AM5
— Patrick Schur (@patrickschur_) 2021年2月18日
Phoenix / PHX / A70F00 / FP8
Ryzen APUでは、ノートパソコン向けのソケットが2世代ごとに変更されていました。しかし、6000シリーズのFP7ソケットは1世代のみの利用となり、7000シリーズでは早々にFP8に移行するようです。理由はPCIe 5.0の採用やDDR5への対応などが予想できますが、詳細はわかりません。
世代 | 2000 | 3000 | 4000 | 5000 | 6000 | 7000 |
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開発コード | Raven Ridge | Picasso | Renoir | Cezanne | Rembrandt | Phoenix |
アーキテクチャ | Zen | Zen+ | Zen 2 | Zen 3 | Zen 3+ | Zen 4 |
製造ノード | 14nm | 12nm | 7nm | 7nm | 6nm | 5nm? |
GPU | Vega | Vega | Vega | Vega | Navi | |
メモリ | DDR4 | DDR4 | DDR4 | DDR4 | DDR5 | DDR5 |
PCIe | Gen 3 | Gen 3 | Gen 3 | Gen 3 | Gen 4 | |
最大CPUコア数 | 4C8T | 4C8T | 8C16T | 8C16T | 8C16T | |
ソケット | FP5 | FP5 | FP6 | FP6 | FP7 | FP8 |
Zen 4シリーズは5nm TSMCプロセスノードを採用するのではないかという情報もあるそうです。そして、Zen 3の次世代アーキテクチャ「Zen 3+」では6nmノードが採用されるという情報もあります。すでにTSMC 5nm自体は製造可能ですので、どのタイミングで移行するかはAMD次第ですが、6000シリーズでは5nmを採用せず、7000シリーズで初めて5nmを採用するということになっています。
7000シリーズが登場するのは2022年や23年になると思いますが、このころにはもうTSMC 3nmが実用化されている気がするので、5nmにもある程度余裕が出るんじゃないでしょうか。
via VideoCardz